ポメラニアンは某携帯会社のCMで人気急上昇中!ポメラニアンの魅力と飼い方


某携帯会社のCMで人気急上昇中のポメラニアン!ふわふわモコモコでまるでぬいぐるみの様な容姿はたまりません。

そんな可愛いイメージのポメラニアンですが、そのキュートな見た目とは裏腹に、とても気が強く勇敢でもある犬種なのです。

今回はそんな魅力たっぷりのポメラニアンの歴史から、飼育の仕方などこれから飼育を検討している方はもちろん、すでに飼育している方にも参考になる情報が盛りだくさんなので是非ご覧ください。

小さくても気が強いポメラニアン

ポメラニアンの起源

ポメラニアンはドイツが原産国で、祖先犬はジャーマン・スピッツや、サモエドであると言われています。

ポメラニアンという名前の由来は、ドイツとポーランドの国境にまたがる、バルト海南岸のポメラニア地方にちなんでいます

この地方では古来より様々なタイプのスピッツ系の犬種が飼育されていました。

スピッツとはドイツ語で「尖った鼻先」を意味しており、世界の多くの国で「ツヴェルク・スピッツ(小さなスピッツ)」と呼ばれ親しまれています。

ポメラニアンが流行犬種となったきっかけは、17世紀以降多くの王族が飼育を始めた事により、中でもヴィクトリア女王がポメラニアンを愛好し、熱心に繁殖させた事によってポメラニアンは世界的な人気犬種となりました。

ポメラニアンの体型

ポメラニアンと言えばやはり、あのずんぐりとまるまった体型が特徴と言えます。

JKCにおけるポメラニアンのサイズは体高が18㎝~22㎝で体重は1.8kg~2.3kgを理想としていますが、もちろんそれ以外のサイズの犬達も沢山いますし、それが魅力でもありますので「うちの子はポメラニアンじゃない」と悲観しないでください。

ポメラニアンの毛並み

ポメラニアンの被毛はダブルコートというアンダーコート(下毛)、オーバーコート(上毛)からなっており、JKC公認のポメラニアンの毛色はブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、オレンジ・セーブル、ウルフセーブル、ビーバー、ブルー、ホワイト、パーティーカラー、ブラック・タンの13種類とされています。

ポメラニアンのパーティーカラーとはホワイトベースに、1色または2色の明確な斑のあるカラーです。身体の40%~70%までの色が白いものをパーティーと呼びます。

ブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、チョコレート&ホワイト以外にもブラウン、レッド、ウルフセーブル、ビーバー、ブルー等があります。

その他にも、ブルーマールやマーブルなどといった希少カラーも存在しますが、JKCでは認められていません。

ポメラニアンの性格

ポメラニアンはとても活発で好奇心旺盛な犬種で、友好的で遊び好きな性格が魅力の一つです。

家族に対しては依存性の強い甘えん坊ですが、協調性がある為多頭飼いにも向いておりますので、沢山の犬と生活したい方にはオススメの犬種です。

また、その可愛らしい見た目とは裏腹に、警戒心がとても強く、大型犬の様に勇敢な一面もあるので番犬としても最適です。

ポメラニアンの飼育方法

ポメラニアンは室内で飼いましょう

近年では室内でワンちゃんを飼う方が多くなってきましたが、これからポメラニアンを飼おうと考えている人の中には「室外でも飼えるのか?」と疑問に思っている方もいると思いますが、答えは「NO」です。

ポメラニアンは、暑さにも寒さにも弱い犬種の為、病気に繋がる可能性もあるので、室外飼育は絶対にやめましょう。

これから迎え入れる事を検討されている方は必ず室内で飼育できる環境を作ってから迎え入れましょう。

飼育するにあたり用意する物

まずは、犬用のケージを用意しましょう。あまり大きすぎない物の方がいいので、ペットショップの店員さんと相談しながら犬の大きさに合わせたものを用意しましょう。

次にトイレトレーです。トイレトレーにも様々な種類がありますが、トイレシーツのいたずら防止のためのメッシュが付属している物をオススメします。男の子で足をあげる子の場合、壁と一体の物もありますので参考にしてください。

オモチャも用意してあげるとしつけにも役立ちます。音が鳴るものやロープなど色々な物を試しお気に入りを作りましょう。

ポメラニアンのご飯

フードは年齢によって大きく変わりますが基本的にはドライフードを与えましょう。

近年ドライフードにも様々な種類がありますが、オススメは人口添加物が入っていない物です。ポメラニアンは体がとても小さいので、少しでも悪いものが入っているだけで体調を壊してしまう場合もあります。

また、最近の犬はアレルギーがある場合も多いので、便の状態や体調が優れない場合はすぐに獣医師に相談し、フードを変更しましょう。病気の犬には、療法食などもありますのでそれぞれの犬に合ったフードを与えてください。

オヤツについて

第一にアレルギーが疑われる場合は、必ず獣医師に相談してください。

時々、オヤツを与える事があまり良くない事と思っている飼い主様がいますがオヤツはご褒美として非常に分かりやすい物なので、食べても問題のない子はご褒美として適量与えてもOKです。ただし体の小さな犬種ですので与えすぎには注意してください。

与える際に小さくちぎれるタイプのものがオススメです。

ポメラニアンのしつけ方

ポメラニアンの慣れ方

小型犬という事もありお家の中でケージなどに入れずにフリーの状態で飼育したいと思うと思いますが、しつけの事を考えまずはケージを設置しましょう。

ペットショップやブリーダーから子犬を迎えたばかりの時は可愛さのあまりに沢山触りたくなってしまうと思いますが、まずは設置したケージの中からあまり出さずにお家の環境に慣れさせてあげてください。

環境が変わり緊張している時にいきなり賑やかにしてしまう事でトラウマを形成してしまう事もありますのでまずはゆっくりお家の環境に慣れさせる事が大事になります。

ポメラニアンのトイレ

「トイレ」のしつけについてです。まず一番大事なのは「成功は褒め、失敗は叱らない」事です。皆さんケージの設置と同時にトイレもケージ内に設置したと思いますが、せっかく設置しても中々そこでしてくれないという事があると思います。

それもそのはずで、トイレを設置しただけでは子犬にはそれが何かは分かっていないのです。

よく聞くお悩みに「ケージ内のトイレじゃない方に毎回してしまう」というのがあります。その場合はまず一度ケージ内の環境を見直す必要があるかもしれません。

というのもトイレじゃない方にベッドや毛布などを置いている事でそっちをトイレと認識してしまっている場合があるのです。

犬は柔らかく、ふかふかな所にオシッコをしたくなってしまう習性があるのでまずはトイレ以外の物は置かない様にしましょう。

お家の環境にも慣れてくるとケージから出して遊ぶ時間も増えてくると思います。そして、遊んでいる最中に「粗相」をしてしまうというのはよくある話です。

粗相を防ぐためには、あまり長い時間は出しっぱなしにしないようにし、適度に遊んだあとは必ずケージに戻しましょう。

できるだけ粗相をしない様に促してあげるのが飼い主様の役目です。

上記を意識するだけでトイレの成功率は上がってきます。

ポメラニアンの無駄吠え

飼い主様に多いお悩みである「無駄吠え」ですが、ポメラニアンはとても警戒心が強く、気も強い犬種なので、他の犬種に比べよく吠えます。

吠えに関しては様々な吠えがあり、代表的な物として「要求吠え」「警戒吠え」がありますが、その中でもポメラニアンに多い「警戒吠え」のしつけ方です。

ポメラニアンがまだ子犬の場合は、子犬の頃から様々な所へ連れていき色々な刺激に触れ合わせてあげる事がとても大事になります。

その様な事を「社会化」といい子犬のしつけで一番重要な事なのです。
成犬のポメラニアンで警戒吠えが出ている場合は、警戒心がかなり強くなってしまっている可能性があり、間違ったしつけ方をすると悪化させてしまう事もあるので、その場合は早急にドッグトレーナーに相談しましょう。

ポメラニアンの噛み癖

最後に「噛み」ですが、噛みの中にも「甘噛み」「本気噛み」があります。ポメラニアンの場合ですと甘噛みが多いですが、甘噛みもエスカレートすると痛いことがあるのでしっかりと学習させることが必要です。

これに関しては噛んだ時にしっかりと叱り、噛んではいけないと伝えると同時に、間違いを繰り返さない様にケージなどに閉じ込めてしまいましょう。

叱った後に同じ間違いを繰り返させてしまっては全く意味がなくなってしまうので、噛めない環境作りが第一です。

ポメラニアンの唸り

ポメラニアンはとても友好的で甘えん坊な犬種な為、家族に唸るなどの悩みは多くありませんが、一方で警戒心が強い一面もあるので警戒心から唸ってしまう場合があります。

その場合、まずは警戒心を取り除いてあげる事が必要で間違ったしつけ方は逆効果になってしまう場合もあります。

無理をせずにドッグトレーナーに相談しましょう。

他の犬との付き合い方

警戒心が強く、大型犬の様に気も強いポメラニアンは、子犬のうちから沢山の犬たちと触れ合わせてあげる事がとても重要になります。

子犬の頃はパピーパーティーなどに積極的に参加し、犬慣れさせてあげましょう。

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ポメラニアンは活発で学習能力も高い!

ポメラニアンの散歩

ポメラニアンは小型犬ですので室内やお庭などでの運動だけでも十分なので、毎日欠かさずお散歩に連れて行かなくてはいけないという事はありません。

ただ、後に書いてある「社会化トレーニング」の観点から、可能な時は散歩に連れて行く事や、安全な場所で遊ばせる事は必要です。

ポメラニアンの芸の教え方

ポメラニアンは学習能力がとても高い犬種な為、トレーニング次第ではどんな事も出来るようになります。

アジリティーなどのドッグスポーツも良いですが、最近日本でも話題になっている「ドッグダンス」がオススメです。
飼い主の足の間を縫うように歩いたり、飼い主の周りをぐるぐる回ったり、活発なポメラニアンとの最高のコミュニケーションになります。

ポメラニアンの遊び方

ポメラニアンは飼い主様と遊ぶことがとても大好きな犬種でもあるので、ボール投げやロープの引っ張りっこなどの一緒になって遊べる遊びがオススメです。

ただし、体が出来上がる生後6ヵ月位までは激しい運動は控えてください。

ポメラニアンの社会化トレーニング

ご自宅でも簡単にできる事として、ワクチン接種が終わる前から抱っこでのお散歩で外での様々な音を経験させ、慣れさせてあげる事をオススメします。

全てのワクチン接種が完了したら他の犬との触れ合いも徐々に経験させてほしいのですが、中には攻撃性のある犬などもいるので、触れ合わせる場合は必ず事前に相手の犬の飼い主様に相談しましょう。

上手くいかずに、トラウマを作ってしまう事もありますので難しいと感じた場合は無理をせずにしつけ教室などで開催されているパピーパーティーに参加してみましょう。

パピーパーティーとは同じくらいの月齢の子達と触れ合わせることで犬同士の触れ合い方を学習させることが目的の社会化トレーニングです。

近くで開催している所があれば参加することをオススメします。

ポメラニアンは抜け毛が多い!

ポメラニアンのシャンプー

シャンプーは2~3週間に1度位が理想です。ただし予防接種後や投薬後は控えた方がいい場合もありますので、その場合は獣医師と相談してください。

また、あまり頻繁なシャンプーは乾燥肌にもつながりますので様子を見ながら適度にいれましょう。

ポメラニアンのカットスタイル

ポメラニアンは基本的にはあまりカットを必要としない犬種ですが、最近では「柴犬カット」や「ライオンカット」などといった個性的なカットをしている飼い主様も多く見かけます。

ただし、気を付けて頂きたいのがバリカンを入れ短くカットする事でその後、毛が生えてこなくなるという事例が多くあります。

原因は不明な為、治療方法もありませんのでトリミングに連れていく際は十分に注意してください。

ポメラニアンのブラッシング・トリミング

ポメラニアンの特徴でもあるフワフワな被毛ですが、抜け毛が多く、毛玉も出来やすいので入念なお手入れは必須です。

毎日のブラッシングと1ヵ月に1度のトリミングには必ず連れて行ってあげてください。

ポメラニアンの抜け毛

ポメラニアンはダブルコートと呼ばれる被毛の種類の為、秋ごろにアンダーコート(下毛)が生えてきて、春ごろにはアンダーコート(下毛)が抜けるというのを繰り返します。

その為、換毛期と呼ばれる春と秋の毛が生え変わる時期には大量の抜け毛があります。

ポメラニアンが特に気をつけたい病気とケガ

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される事で起こる病気で、脱毛や皮膚の色素沈着など皮膚病の症状に似ているが、かゆみが無く胴体を中心に左右対称に脱毛するのが特徴の病気です。

脱毛した皮膚の乾燥、水の多飲、多尿、過食などの症状が見られることもあります。

ポメラニアンは他の犬種に比べ正常でも副腎皮質ホルモンが高く、老犬になるとさらに高くなる傾向がある為クッシング症候群も起きやすくなると言われています。

予防が難しい病気の一つです。

アロペシアエックス

アロペシアとは脱毛症の事で、エックス=「謎」という事でこの名前がつきました。

胴体としっぽの毛が脱毛する病気で、艶のないパサパサした毛の質感になるのが特徴です。

原因不明の為予防は難しいですが、サマーカットが引き金になる事があると言われていますので、心配な場合はあまり短くするカットは避けましょう。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

後ろ足の膝のお皿の骨が脱臼してしまう病気で、小型犬がなりやすい病気の一つです。

後ろ足を引きずっていたり、足を触られるのを嫌がったりした場合は要注意なので、すぐに病院に行きましょう。

薬やサプリメントで症状を軽減させる方法か、手術をして治す方法がありますが、手術が必要かどうかは症状にもよりますので獣医師とよく相談しましょう。

足に負担をかけない事が一番の予防になりますので、床が滑らない様にカーペットなどを敷いてあげましょう。高い所からのジャンプは絶対にダメです。同時に体重管理にも十分注意してあげてください。

まとめ

古くから愛玩犬として愛され、今もなお人気な犬種のポメラニアンはあのキュートな容姿はもちろんですが、学習能力の高さも人気の理由の一つです。

そんな魅力がたっぷりのポメラニアンですが、ポメラニアン特有の病気には十分に注意しましょう。

また、抜け毛もある犬種ですので被毛のお手入れは不可欠なのでそこも頭に入れておきましょう。

子犬の頃からしっかりとしつけを行う事でとても良いパートナーになる事間違いなしな犬種です!

(コラム:現役ドックトレーナー ヤマさん)

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