ダックスフンドは人気ランキングは常に上位!不動の人気を誇るダックスフンドの飼い方


JKCでの登録数は常にTOP3入りする程不動の人気を誇るダックスフンドですが、皆さんがよく耳にするのは「ミニチュアダックスフンド」という言葉ではないでしょうか?

しかし、実はミニチュアダックスフンドという犬種は存在しないのです。

今回はダックスフンドの歴史から飼育の仕方まで盛りだくさんの情報をお届けいたします。

「皆さんはダックスフンドの事をどれ位知っていますか?」

これからダックスフンドを迎え入れる事を考えている方はここでダックスフンドの事を隅々まで知り、参考にしてみてください。

すでに飼育している方にも参考になる情報満載ですのでぜひご覧ください。

ダックスフンドには3種類ある

ダックスフンドの起源

皆さんがよく耳にする「ミニチュアダックスフンド」とは犬種名ではなく、ダックスフンドのサイズを表している名前なのです。

ダックスフンドはドイツが原産国の犬で、3種類のサイズがあります。大きな方からダックスフンド(スタンダード)、ミニチュアダックスフンド、カニヘンダックスフンドとなっています。

ダックスフンドの祖先は、15世紀頃のドイツやオーストリアの山岳地方に存在したと考えられていて、最初の頃のダックスフンドは現在のスタンダードサイズよりもやや大きかったとされています。

ドイツではサイズに関わらずすべてのダックスフンドは、犬種成立の頃から現代にいたるまでアナグマ猟の猟犬であり、嗅覚ハウンドです。

アナグマ猟の際に巣穴に入りこめるように独特のプロポーションなのです。

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ダックスフンドの体型

前述したとおりダックスフンドには3種類のサイズがあります。

それぞれのサイズの基準ですが、原産国のドイツでは胸囲によって分類されていて「スタンダード」が胸囲35cm以上「ミニチュア」が胸囲31~35cm「カニヘン」は胸囲30cm以下となっております。

JKCで定めているダックスフンドの標準は「短肢で長胴、体高体長比が10対20」とされています。

ダックスフンドの毛並み、性格

ダックスフンドには、短く光沢のある被毛が特徴の「スムースヘアー」長くてなめらかな被毛が特徴の「ロングヘアー」針金状の太くて硬い被毛が特徴の「ワイヤーヘアー」の3種類があります。

カラーバリエーションがとても豊富で、それぞれの被毛によって毛色のバリエーションも変わり、ダックスフンドは1番カラーが豊富な犬種ともいわれるほどです。

ダックスフンドが好きな方の中には、「ダックスフンドは毛並みによって性格が違う」という噂を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その噂は実は本当で、「スムースヘアー」はもっとも歴史が古く、ダックスフンド本来の活発で、警戒心が強いのが特徴「ロングヘアー」はスパニエル種がかけ合わさっている為、その温厚さを受け継いでいる「ワイヤーヘアー」はテリア種がかけ合わさっている為、テリア種の活発さと気の強さを受け継いでおります。

これを知っているだけでもダックスフンドを選ぶ際の参考になります。
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ダックスフンドの飼育方法

ダックスフンドは室内で飼いましょう

近年では小型犬は室内で飼育する事が当たり前になってきましたがダックスフンドはどうでしょうか?これからダックスフンドを飼う事を考えている人の中には疑問に思っている方もいらっしゃると思います。

ダックスフンドも他の小型犬と同様に室内で飼育してください。

四肢が短いダックスフンドは地面の熱をダイレクトに受けてしまうので気温の変化の激しい屋外は危険です。
必ず室内で飼育できる環境を整えてから迎え入れてあげましょう。

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飼育するにあたり用意する物

まずは、犬用のケージを用意しましょう。あまり大きすぎない物の方がいいので、ペットショップの店員さんと相談しながら犬の大きさに合わせたものを用意しましょう。

次にトイレトレーです。トイレトレーにも様々な種類がありますが、トイレシーツのいたずら防止のためのメッシュが付属している物をオススメします。男の子で足をあげる子の場合、壁と一体の物もありますので参考にしてください。

オモチャも用意してあげるとしつけにも役立ちます。音が鳴るものやロープなど色々な物を試しお気に入りを作りましょう。

ダックスフンドのご飯

フードは年齢によって大きく変わりますが基本的にはドライフードを与えましょう。

近年ドライフードにも様々な種類がありますが、オススメは人口添加物が入っていない物です。特に小型犬は少しでも悪いものが入っているだけで体調を壊してしまう場合もあります。

また、最近の犬はアレルギーがある場合も多いので、便の状態や体調が優れない場合はすぐに獣医師に相談し、フードを変更しましょう。病気の犬には、療法食などもありますのでそれぞれの犬に合ったフードを与えてください。

オヤツについて

第一にアレルギーが疑われる場合は、必ず獣医師に相談してください。

時々オヤツを与える事はあまり良くない事と思っている飼い主様がいますがオヤツはご褒美として非常に分かりやすい物なので、食べても問題のない子はご褒美として適量与えてもOKです。ただし小型犬という事もありますので与えすぎには注意してください。

与える際に細かくちぎれるタイプのものがオススメです。

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ダックスフンドのしつけ方

ダックスフンドの慣れ方

小型犬という事もありお家の中でケージなどに入れずにフリーの状態で飼育したいと思うと思いますが、しつけの事を考えまずはケージを設置しましょう。

ペットショップやブリーダーから子犬を迎えたばかりの時は可愛さのあまりに沢山触りたくなってしまうと思いますが、まずは設置したケージの中からあまり出さずにお家の環境に慣れさせてあげてください。

環境が変わり緊張している時にいきなり賑やかにしてしまう事でトラウマを形成してしまう事もありますのでまずはゆっくりお家の環境に慣れさせる事が大事です。

ダックスフンドのトイレ

トイレのしつけで一番重要な事は「成功は褒め、失敗は叱らない」です。ケージの設置と同時に、トイレもケージ内に設置したと思いますが、せっかく設置しても中々そこでしてくれないですよね?それもそのはずで、トイレを設置しただけでは子犬にはそれが何かは分かっていないのです。

よく「ケージ内のトイレじゃない方に毎回してしまう」というお悩みを耳にします。その場合はまず一度ケージ内の環境を見直す必要があるかもしれません。というのもトイレじゃない方にベッドや毛布などを置いている事でそっちをトイレと認識してしまっている場合があるのです。犬は染み込む所にオシッコをする習性があるので、まずはトイレ以外の物は置かない様にしましょう。

お家の環境に慣れてくるとケージから出して遊ぶ時間も増えてくると思います。そうして遊んでいる最中に「粗相」をしてしまうというのもよくある話です。粗相を防ぐ為にもあまり長い時間は出しっぱなしにしないようにし、適度に遊んだあとは必ずケージに戻しましょう。できるだけ粗相をしない様に促してあげるのが飼い主様の役目です。
上記を意識するだけでトイレの成功率は上がってきます。

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ダックスフンドの無駄吠え

ワンちゃんを飼われている飼い主様に多いお悩みである「無駄吠え」ですが、他の犬種に比べ、ダックスフンドは吠えやすい傾向があります。

子犬を迎え入れた時からしっかりとしつけを行う事が大事になります。

吠えには様々な種類があり、代表的な物として「要求吠え」「警戒吠え」がありますが、その中でもダックスフンドに多い「警戒吠え」のしつけ方です。

まだ子犬のダックスフンドの場合は、子犬の頃から様々な所へ連れていき色々な刺激に触れ合わせてあげてください。その様な事を「社会化」といい子犬のしつけで一番重要なものになります。

成犬のダックスフンドで警戒吠えが出ている場合は、警戒心がかなり強くなってしまっている可能性もあるので早急にドッグトレーナーに相談しましょう。

ダックスフンドの噛み癖

噛みの中にも「甘噛み」と「本気噛み」の2つがあります。ダックスフンドの場合、警戒心と気の強さによる「本気噛み」も多いです。

噛みというのは一番犯してはいけない過ちで、一度噛み癖がついてしまった犬は飼い主様に簡単にしつけられるものではありません。

誰かを傷つけてしまってからでは遅いので、早急にドッグトレーナーに相談しましょう。

ダックスフンドの唸り

まずはどんな時に唸っているのかを観察してみてください。唸りにも遊んでいる時に楽しくて興奮している時、飼い主様や他の犬などに怒っている時など様々な状況があります。

楽しくて興奮しているだけでしたらケージやクレートなどに入れ、落ち着かせる事でも解消されますが、怒っている時は要注意です!

悪化する前にドッグトレーナーに相談しましょう。

他の犬との付き合い方

ダックスフンドの様に警戒心の強い犬は、子犬の頃から沢山の犬と触れ合わせることが大切です。

物心がつく子犬の頃に他の犬と接する機会がないと、成犬になった際に警戒心から唸りや吠え、最悪の場合噛みついてしまう事もあります。

ダックスフンドの運動

ダックスフンドの散歩

活発で運動量も多い犬種なので適度なお散歩ができればベストですが、腰が弱い犬種でもあるのであまり激しい運動はさせないようにしてください。

腰が弱い為、お散歩中にある階段などの段差は極力抱っこしてあげましょう。

無理に飛び越えさせることはケガにつながります。

ダックスフンドの遊び方

ダックスフンドは、活発で運動量が多い犬種ですのでボール投げて持ってこいをさせる事や、ロープの引っ張りっこをするなど、飼い主と一緒に遊べるオモチャで遊ぶことをオススメします。

障害物をジャンプさせるなどの遊びは腰の事を考えやめてあげましょう。

また、体が出来上がる生後6ヵ月位までは激しい運動は控えてください。

ダックスフンドの社会化トレーニング

ご自宅でも簡単にできる事として、ワクチン接種が終わる前から抱っこでのお散歩で外での様々な音を経験させ、慣れさせてあげる事をオススメします。

全てのワクチン接種が完了したら他の犬との触れ合いも徐々に経験させてほしいのですが、中には攻撃性のある犬などもいるので、触れ合わせる場合は必ず事前に相手の犬の飼い主様に相談しましょう。

上手くいかずに、トラウマを作ってしまう事もありますので難しいと感じた場合は無理をせずにしつけ教室などで開催されているパピーパーティーに参加してみましょう。

パピーパーティーとは同じくらいの月齢の子達と触れ合わせることで犬同士の触れ合い方を学習させることが目的の社会化トレーニングです。
近くで開催している所があれば参加することをオススメします。

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ダックスフンドのお手入れ方法

ダックスフンドのシャンプー

シャンプーは2~3週間に1度位が理想です。ただし予防接種後や投薬後は控えた方がいい場合もありますので、その場合は獣医師と相談してください。

また、あまり頻繁なシャンプーは乾燥肌にもつながりますので様子を見ながら適度にいれましょう。

ダックスフンドのカットスタイル

被毛の状態にもよりますが、ダックスフンドは基本的にはあまりトリミングが必要のない犬種です。

ただ、近年夏場にサマーカットをしているダックスフンドも良く見かけるようになりました。

皮膚の事なども考え、被毛を整える程度の適度なトリミングはした方が良いでしょう。

ダックスフンドのブラッシング

被毛にもよりますが皮膚の健康も考え、ブラッシングは毎日してあげましょう。ブラッシングをする事で、普段気付く事が出来ない体の異変にも気づくことができます。

ダックスフンドには「スムースヘアー」「ロングヘアー」「ワイヤーヘアー」と3種類の被毛がありますが、全ての被毛に抜け毛があります。

「スムースヘアー」は抜け毛がないと思われる方が多いと思いますが抜けますので、こまめなブラッシングとシャンプーをしてお家の中に抜け毛が舞う事を軽減しましょう。
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ダックスフンドの耳掃除

ダックスフンドはたれ耳な為に蒸れやすいです。その為、細菌などが増えやすく炎症などを起こしてしまう事がありますので、週に一度くらいは耳掃除をしてあげましょう。耳から変なにおいがするなど少しでも気になったことがある際には早めに動物病院に連れて行ってあげましょう。

ダックスフンドが気をつけたいケガや病気

進行性網膜萎縮

進行性網膜萎縮(しんこうせいもうまくいしゅく)は網膜の萎縮と変性がゆっくりと進む病気で、先天性のものなので予防法はありません。

初期症状として夜盲症といい夜になると目が見えにくくなる症状が出ます。
夜のお散歩をしたがらない場合は進行性網膜萎縮を疑いましょう。

現在の所治療方法はありません。

外耳炎

外耳炎(がいじえん)は耳の中で細菌が繁殖して炎症してしまう病気で、ダックスフンドの様に耳が垂れている犬種に多くみられます。特に夏場は耳の中が蒸れやすいので特に注意が必要です。

こまめに耳掃除をしてあげる事が予防になるので日頃から耳掃除をしてあげましょう。

また耳の中の毛を抜くことも蒸れを防ぎ、予防になるので病院やトリミングサロンで抜いてもらいましょう。

耳をかゆがる場合や、耳の中が臭い場合はすぐに獣医師に相談してください。

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椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア)は、ダックスフンドで最も多いのが、この病気と言われています。

椎間板ヘルニアとは、背骨と背骨の間にある椎間板が損傷し変形する事で、脊髄や神経を圧迫してしまう病気です。

まとめ

常に上位の人気を誇るダックスフンド。アナグマ猟の猟犬が故の胴長短足は他の犬種にはない魅力の一つです。

警戒心が強く、他の犬種に比べ比較的吠えやすい犬種ですが一方で賢く、順応性が高い為しつけや訓練は受け入れやすい性格です。

子犬の頃からの徹底したしつけが必要ですが、しっかりとしつけを行えば素晴らしいパートナーになる事は間違いなしです。

活発で運動量も多いダックスフンドですが、胴長短足の犬に多い椎間板ヘルニアには十分に注意しましょう。

サイズ、毛並み、毛色が非常に豊富な犬種なので是非あなたの好みの犬を見つけてください。

(コラム:現役ドックトレーナー ヤマさん)

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