ボーダーコリーは頭のいい犬種ランキング「NO1」! ボーダーコリーの飼育方法


愛犬家であればボーダーコリーという犬種は誰もが知っている「頭のいい犬種」ではないでしょうか?

ボーダーコリーはイギリス原産の犬種で、牧羊犬として世界でもっとも使われているとされている犬種ですが、その賢さと可愛らしい容姿から家庭犬としても認知が進んでいる犬種でもあります。

そんなボーダーコリーの飼育に憧れる方はたくさんいるかと思いますが、飼育をするうえで気を付けなければならないことも実は沢山あるのです。

今回はボーダーコリーの魅力に迫ると同時に、飼育にあたり気をつけなければならない情報も満載ですので、これからボーダーコリーの飼育を検討されている方は是非ご覧ください。

ボーダーコリーってどんな犬?

ボーダーコリーの歴史

ボーダーコリーのルーツは8世紀後半から11世紀にかけてイギリスへ持ち込まれた、トナカイ用の牧畜犬だとされていて、その後イギリスの在来犬種と交雑しながら牧羊犬としての地位を確立していきました。

ボーダーコリーの「ボーダー」とは、原産地がイングランドとスコットランド、イングランドとウェールズの国境(ボーダー)地域であることに由来しているのです。

日本ではボーダーコリーというとブラック&ホワイトのお馴染みの毛色が主流ですが、実はボーダーコリーとは元々外観についての基準がなく、作業能力だけが重視されていた犬種だったのです。

そのため、畜犬団体の公認も遅れ1976年にイギリスのケンネルクラブ、1987年にFCI(国際畜犬連盟)、JKCに公認となったのです。
現在のボーダーコリーはある程度、外観も色もスタンダードができていますが、それでも他の犬種と比べると様々な個性のある犬種です。

ボーダーコリーの体型

ボーダーコリーは牧羊犬として活躍する他にも、様々なドッグスポーツも難なくこなせるほどの筋肉質でがっしりとした体つきをしている犬種です。

成犬の平均体高はオスが53~55㎝、メスが50~52㎝となり、平均体重は14~20㎏の大き目な中型犬になります。

ボーダーコリーの被毛の特徴

ボーダーコリーという犬種は数あるほかの犬種に比べ様々な個性のあることが大きな特徴ですが、被毛もその一つで様々です。
ボーダーコリーの毛質で一般的に多く知られているのはフワフワの長毛が特徴のラフコートで、その中でもストレートの毛をもつ個体もいれば、ややうねったカールの毛をもつ個体もいます。

しかし、ボーダーコリーには実はスムースコート(短毛)の個体もいるのです。

毛質だけでもそれぞれ特徴がある犬種ですが、カラーリングはもっと個性あふれる犬種です。
ボーダーコリーのカラーといえばブラック&ホワイトのイメージが強いと思いますが、実はボーダーコリーには無限のカラーバリエーションがあるのです。

というのも、ほかの犬種はスタンダードカラーというものが定められているのですがボーダーコリーに関しては定められていないのです。
そのため、珍しいカラーを出そうとするブリーダーも少なくはないのですがアルビノボーダーを始め、危険なカラーや遺伝疾患のボーダーコリーが生まれてくるのも事実です。

ボーダーコリーの性格

ボーダーコリーの賢さは全犬種の中でNO1という事は皆さん既にご存知ですよね?

しかし、賢い犬種だからと言って誰にでもオススメできる犬種ではないのです。
賢いボーダーコリーは、人を見る目がとても鋭く誰のいう事でも聞くかと言ったらそうではありません。
ボーダーコリーと素晴らしい関係を築くには、ほかの犬種以上にしっかりとしたしつけができなければなりません。

また、神経質な面が強く出たり、必要以上に警戒心が強かったりという一面もありますので飼い方によってはとても扱いにくい犬種にもなってしまいます。

しかしご存知の通り全犬種の中で最も賢い犬種には間違いないので、子犬のころからしっかりとしたしつけを行えばどんな犬種よりも素晴らしいパートナーになるでしょう。

→イギリスのトップブリーダーが愛犬のために作ったネルソンズドッグフード

ボーダーコリーを飼う際の注意点や環境について

ボーダーコリーの飼育は室内or室外?

ボーダーコリーは平均体重が14㎏~20㎏という大き目の中型犬ですので、室外での飼育を検討されている方もいらっしゃるかとは思いますが、飼育をする際には是非室内で飼育しましょう。

室内での飼育は体の大きいボーダーコリーには可哀想と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実はボーダーコリーを育てていくうえで最も重要なのが「コミュニケーション」なのです。

運動を沢山させてあげることももちろんですが、それよりも重要なのが飼い主様とのしっかりとしたコミュニケーションになりますので、家族に迎え入れる際には室内での飼育環境を整えてからにしましょう。

→お部屋についたおしっこなどの臭いの原因を元から分解!消臭剤カンファペット

室内飼育の場合でもケージは必ず用意しましょう

室内飼育の場合、ケージやサークルなしでフリーの状態での飼育に憧れる方は多いのではないのでしょうか?

しっかりとしつけができている成犬であればフリーでの飼育も夢ではありませんが、いずれにしてもまずはケージやサークルを用意することが必要になります。

ずば抜けた賢さを持つボーダーコリーはいたずらだってすぐに学習してしまいます。
一度いたずらが成功してしまうと癖になってしまいますので、それを防ぐためにもケージやサークルは絶対に必要なのです。

フードの選び方

近年、フードも選びきれないほどの沢山の種類がありますが、まず迎えたばかりの子犬のうちはペットショップやブリーダーなどで与えていたのと同じフードを選びましょう。

成長に伴いフードを切り替える際の選び方のポイントですが、オススメは穀物不使用を意味する「グレインフリー」や「無添加」の表示があるタイプのフードです。
もちろんその他のフードが悪いというわけではないのですが、愛犬の健康を考えると「グレインフリー」「無添加」を選びたくなります。

→グレインフリー・無添加のドッグフートならモグワン

また、近年では人間同様「食物アレルギー」を持つ犬も多くなってきているため、もしも過剰にかゆがっていたり、便の具合が悪いときは獣医師に相談の上「療養食」などに切り替える必要も出てきます。

オヤツは与えるべき?与えないべき?

オヤツについては賛否両論ありますが、アレルギーなどの疾患がなければ適量与えることには何の問題もありません。
むしろ、しつけをしていくうえで有利なものともいえます。

しつけを行うときは正しい行動をしたときに褒める必要がありますが、その褒めを分かりやすく伝えることができるのがオヤツです。
ではアレルギーなどの理由でオヤツを与えることができない犬はどうすればいいのかというと、例えばフードを一粒ずつ与えることも立派なご褒美になります。

ですので、オヤツを与えるか与えないかは最終的には飼い主様の判断になりますが、上手に使う事でメリットになりますので、是非有効活用してみてください。
→チーズ味でおいしく食べる!霊芝エキス配合のペット用サプリメント「犬康食ワン」

スポンサーリンク




ボーダーコリーのしつけ方

子犬のうちにしかできない「社会化トレーニング」

社会化トレーニングとはこれから人間と共存していくうえで最も大切といっても過言ではないしつけです。
様々な生活騒音に慣れさせたり、家族以外の他人、犬と仲良くできるようにする為には絶対に必要なトレーニングになります。

これがしっかりと出来ないまま成犬になってしまった場合、あらゆる生活騒音に敏感になってしまい無駄吠えがでたり、家族以外の他人に吠えかかってしまう、他の犬と仲良くできずにケンカになってしまうなどの問題行動を発生させてしまいます。

それを防ぐためには、子犬のころから様々な刺激と触れ合わせていくことが大事になりますが、気を付けていただきたいのが間違った触れ合わせ方をしてしまった場合にトラウマを形成してしまう可能性もあります。
子犬を育てることが初めての場合や、不安な場合はドッグトレーナーなどの専門家に相談してみましょう。

トイレトレーニングは根気が大事!

ボーダーコリーを室内で飼育する場合、トイレトレーニングは必須になります。
トイレトレーニングを行う際は、ケージまたはサークル内にトイレを設置することから始まります。

最初はケージやサークル内の面積の半分をトイレにしてしまい、あとは設置したトイレ上で偶然排泄したときにご褒美をあげていくだけです。
そうする事で最初は偶然だったのが毎回トイレ上でできるようになってくると思います。
そうなってきたらトイレスペースを徐々に小さくしていき、最終的に目標のトイレに絞っていきましょう。

トイレトレーニングのコツは「声かけ」をすることで、毎回排泄のタイミングで「トイレ、トイレ」などの声かけをしてあげましょう。
あとは根気よく続けていけば必ずできるようになります。

→お部屋についたおしっこなどの臭いの原因を元から分解!消臭剤カンファペット

ボーダーコリーの無駄吠えを防ぐには

一口に無駄吠えといっても大きく分けると「要求吠え」「警戒吠え」の2種類ありますが、ここではご家庭で発生しやすい「要求吠え」についてお話させていただきます。

「要求吠え」とは、ケージやサークルから出してほしい時、遊んでほしいときなど、様々な要求のために発生する吠えのことを指します。
要求吠えを悪化させてしまう原因の一つは、飼い主様が何らかの形で知らずのうちに要求を飲んでしまっていることにあるのです。

要求吠えには「無視」というのはご存知の方が多いと思いますが、無視をする際には「クレート」などの狭い場所に入れてしまうことがオススメです。
なぜケージやサークルではダメなのかといいますと、犬は身動きが取れている間は中々落ち着かないからなのです。
身動きがとりにくい「クレート」に入れることで比較的おとなしくなりやすいでしょう。

ボーダーコリーのエネルギー発散方法

お散歩で発散

ボーダーコリーは言わずと知れた運動能力抜群の犬種ですので運動量も豊富です。
この犬種をただのお散歩でエネルギーを完全に発散させることは非常に難しく、ロングリードなどで遊べる広い場所や、ドッグランなどがあれば別ですが大概の場合は飼い主様のほうが先に疲れてしまうでしょう。
その為お散歩以外でもエネルギーを発散させることが重要になります。

コミュニケーションで発散

お散歩のみでのエネルギーの発散は難しいと前述しましたが、コミュニケーションで発散とはどういうことか?と疑問に思われる方は多いのではないでしょうか。

実はボーダーコリーのような賢い犬種は頭を使わせてあげないことによるストレスがとても多いのです。
ボーダーコリーは元々作業犬という事もあり、お家でゆっくりと過ごす事に向く犬種ではありません。

その為、様々な芸などを教えたりドッグスポーツなどにチャレンジしてみることをオススメします。
ボーダーコリーはどんなドッグスポーツでも華麗にこなすことができる犬種ですが、近年ドッグダンスという競技が日本でも徐々に広く認知されてきています。

ドッグダンスは飼い主様と愛犬との絆を深めるのにもってこいの競技ですので是非チャレンジしてみてください。

ボーダーコリーのお手入れ方法

シャンプーの頻度はどのくらい?

シャンプーの頻度は基本的には2~3週間に一度位をオススメします。

ただし、ワクチン接種後や投薬後のシャンプーは控えたほうがいい場合もありますので、その場合は獣医師に相談しましょう。

ブラッシングは毎日しましょう

ボーダーコリーの被毛は一般的にはフワフワのダブルコートが多いです。

その為ブラッシングを少しでも怠けるとすぐに毛玉になってしまったり、毛玉が原因で不衛生になってしまいますので必ず毎日ブラッシングを行いましょう。

ボーダーコリーが気を付けたい病気やケガ

股関節形成不全

この病気は大型犬に多いとされている病気ですが、ボーダーコリーもよく発症します。

片足を引きずったり、腰を振りながら歩いたり、お座りの際に横座りをする症状が見られます。

発症しても軽度のうちは適切な治療をする事で日常生活をおくれますので、気になった場合はすぐに獣医師に相談しましょう。

コリー眼異常

この病気は軽度の場合、症状はほとんど現れません。

しかし重度になりますと網膜がはがれ出血、最悪の場合は失明に至ることもあります。
遺伝性疾患の為、対策方法はなく完全治療する事ができません。

少しでも異常を感じたら病院に行き、獣医師の診察を受けましょう。

→アレルギーに配慮した穀物不使用・無添加のドッグフートならモグワン

まとめ

ボーダーコリーは他犬種とは比べ物にならないくらい非常に賢く、どんなドッグスポーツも華麗にこなすことができる運動能力を持っている愛犬家なら一度は憧れる犬種ではありますが、育て方やしつけ方によっては非常に飼いにくい犬になってしまうことも事実です。

ボーダーコリーを飼育するには、しっかりとした知識やしつけの覚悟が必要になりますのでその点をしっかり考えてから迎え入れましょう。

ここまでを聞くとボーダーコリーを飼育することは非常に難しいと感じる方が多いと思いますが、しっかりとしつけを行えば間違いなくどんな他犬種よりも素晴らしいパートナーになるでしょう。

(コラム:現役ドックトレーナー ヤマさん)

スポンサーリンク