チワワはCMで一躍大人気!ウルウルした瞳が魅力的なチワワの飼育の仕方


ある有名CMで一躍大人気となった、小さな体にウルウルした瞳が愛らしいチワワは誰もが見かけたことのある犬種だと思います。

そんなチワワは他の犬種に比べ体が小さく、日本の狭い住宅環境でも飼育しやすい事も人気の理由の一つです。

「そんなチワワの事皆さんはどの位知っていますか?」

チワワを迎え入れるにあたり必要なお手入れの事やしつけの知識、チワワの起源まで様々な情報をお伝えします。

これからチワワを迎えようと考えている方はもちろん、すでに飼育されている方にも参考になる事間違いなしです。

チワワってどんな犬?

チワワの起源

チワワという名前の由来は、メキシコのチワワ州で発見された犬種であるという事から、そのまま地名が犬種の名前となったのですが、実はチワワの起源については非常に謎が多いのです。

メキシコの古代犬の「テチチ」が起源という説と、中国人が小型化した犬が起源という説、さらにはヨーロッパが起源という説まであるのです。

この謎の多いところもチワワの魅力の一つでしょう。

チワワの体型

チワワには大きく分けて2種類のタイプがあります。

ドワーフタイプ」という、筋肉質でたくましい四肢を持った体型と、「ハイオンタイプ」というスラリとした華奢な体型で四肢が長いタイプがあります。

小さな顔に比べ、目と耳が大きいのが特徴で、体重は1kg~3kgが理想体重とJKCでは発表しています。

チワワの毛並み

チワワには、「短毛のスムースタイプ」と「長毛のロングタイプ」の2種類が存在します。

毛色は非常に沢山あり、JKCでもマールカラー以外のすべての毛色が認められています。

中でも人気のある毛色は、レッド、ブラック&ホワイト、ブラック&タン、チョコ&クリーム、レッド&ホワイト、セーブル、ブラック&ホワイトで、どちらかというと、単色よりも2色以上のカラーが混じっている方が人気の傾向があります。

チワワの性格

チワワは飼い主にとても忠実で、活発で好奇心旺盛な犬種です。また、見かけによらずとても気が強く、自分よりも大きな犬の前でも堂々と自分を主張するなどの一面もあります。

しかし、チワワには臆病な面もあり大きな音におびえたり、風におびえたりする事もあります。臆病な性格から自分を守ろうとして攻撃的になってしまう場合もありますので注意が必要です。

チワワの飼育方法

チワワは室内で飼いましょう

チワワは見ての通り非常に小さな犬種ですので室外で飼育を考える方は少ないと思いますが、もちろん室内飼育が原則です。

暑さと寒さの両方に弱い為、温度差の激しい室外で飼育するようなことは絶対にしないでください。チワワにとって快適な室温は25度と言われていますので、夏はクーラー、冬はヒーターなどで温度調整を心がけてください。

飼育するにあたり用意するもの

まずは、「犬用のケージ」を用意しましょう。チワワは体が小さい為あまり大きすぎない物の方がいいので、ペットショップの店員さんと相談しながら犬の大きさに合わせたものを用意しましょう。

次に「トイレトレー」です。トイレトレーにも様々な種類がありますが、トイレシーツのいたずら防止のためのメッシュが付属している物をオススメします。男の子で足をあげる子の場合、壁と一体の物もありますので参考にしてください。

オモチャも用意してあげるとしつけにも役立ちます。音が鳴るものやロープなど色々な物を試しお気に入りを作りましょう。

チワワのご飯

フードは年齢によって大きく変わりますが基本的にはドライフードを与えましょう。

近年ドライフードにも様々な種類がありますが、オススメは人口添加物が入っていない物です。チワワは他の犬種に比べ非常に体が小さいので、少しでも悪いものが入っているだけで体調を壊してしまう場合もあります。

また、最近の犬はアレルギーがある場合も多いので、便の状態や体調が優れない場合はすぐに獣医師に相談し、フードを変更しましょう。病気の犬には、療法食などもありますのでそれぞれの犬に合ったフードを与えてください。

オヤツについて

第一にアレルギーが疑われる場合は、必ず獣医師に相談してください。

時々オヤツを与える事はあまり良くない事と思っている飼い主様がいますがオヤツはご褒美として非常に分かりやすい物なので、食べても問題のない子はご褒美として適量与えてもOKです。ただし非常に体の小さな犬種ですので与えすぎには注意してください。

与える際に小さくちぎれるタイプのものがオススメです。

臆病なチワワのしつけ方

チワワの慣れ方

超小型犬という事もあり、ケージは必要ないと考える飼い主様も多いのですが、しつけの事を考えまずはケージを設置しましょう。

ペットショップやブリーダーから子犬を迎えたばかりの時はとても小さく、あまりの可愛さに沢山スキンシップをとりたくなってしまうと思いますが、まずは設置したケージの中からあまり出さずにお家の環境に慣れさせてあげてください。

いきなり賑やかにしてしまう事でトラウマを形成してしまう事もありますので、まずはゆっくりお家の環境に慣れさせてあげましょう。

チワワのトイレ

トイレのしつけで大事なのは「成功は褒め、失敗は叱らない」事です。皆さんケージの設置と同時に、トイレもケージ内に設置したと思いますが、せっかく設置しても中々そこでしてくれないという事があると思います。それもそのはずで、トイレを設置しただけでは子犬にはそれが何かは分かっていません。

よく聞くお悩みに「ケージ内のトイレじゃない所に毎回してしまう」というのがあります。その場合はまず一度ケージ内の環境を見直す必要があるかもしれません。というのもトイレじゃない方にベッドや毛布などを置いている事でそっちをトイレと認識してしまっている場合があるのです。犬は染み込む所にオシッコをする習性があるのでまずはトイレ以外の物は置かない様にしましょう。

お家の環境にも慣れてくるとケージから出して遊ぶ時間も増えてくると思います。そして、遊んでいる最中に「粗相」をしてしまうというのはよくある話です。粗相を防ぐため、あまり長い時間は出しっぱなしにしないようにし、適度に遊んだあとは必ずケージに戻しましょう。できるだけ粗相をしない様に促してあげるのが飼い主様の役目です。
上記を意識するだけでトイレの成功率は上がってきます。

チワワの無駄吠え

ワンちゃんを飼われている飼い主に多いお悩みである「無駄吠え」ですが、チワワは縄張り意識が強く、警戒心も強い為に比較的よく吠えます。子犬の頃に可愛いからといって甘やかさず、しっかりとしつける事が必要です。

吠えに関しては様々な吠えがあり、代表的な物として「要求吠え」「警戒吠え」がありますが、その中でもチワワに多い「警戒吠え」のしつけ方です。

警戒吠えとは文字通り他の犬や、人などを警戒する事で発生します。子犬の頃から飼育する場合は子犬の頃に出来るだけ沢山の犬や人と触れ合う事でも軽減させることができます。

すでに警戒心が身についてしまっている犬の警戒心をゼロにする事は簡単な事ではないので、まずは飼い主との信頼関係をしっかり築きましょう。

そうする事でたとえ警戒吠えが出たとしても飼い主が止める事ができます。

チワワの噛み癖

チワワは気が強く、自分を守る為に噛んでしまう事があります。その場合、ただ叱るだけでは余計に警戒心を強めてしまいエスカレートさせてしまいます。

まずはなぜ噛んできたのかを見極める事が第一で、もし甘噛みではなく本気噛みの場合はすぐにドッグトレーナーなどの専門家に相談しましょう。

とても体の小さなチワワですが、本気で噛まれるとケガに繋がってしまい、そうする事でどんどん飼い主との関係は悪化してしまいますので早急な解決が必要になります。

チワワの唸り

前述した通り、チワワは気が強く、警戒心も強い場合が多い為に唸りが出てしまう事があります。

飼い主との関係性がしっかりと築けていれば飼い主に唸る事はありませんが、もし飼い主に唸っているのであれば、やはりドッグトレーナーなどの専門家に相談しましょう。

唸りがエスカレートする事で噛みにもつながる恐れがあります。小さいからといって甘く見ずにしっかりと改善しましょう。

また、他の犬に対して唸りが出ている場合は絶対に近付けないでください。
チワワが唸ったことにより他の犬が襲い掛かってきたら小さな体のチワワはケガだけではすまなくなってしまいます。

他の犬との付き合い方

警戒心の強いチワワですが、子犬の頃から沢山の犬と触れ合わせることにより他の犬とも仲良くする事が出来ます。

とはいっても、他の犬に比べとても体が小さい犬種なので触れ合わせる犬はしっかりと選ぶ必要があります。周りに中々同じくらいの子犬がいない場合は、しつけ教室などで開催しているパピーパーティーに参加する事がオススメです。

チワワは小さくてもとても活発!

チワワの散歩

チワワはとても小さな犬種ですので、毎日欠かさずにお散歩に連れて行かなくてはならないという事はありませんが、子犬の頃からお散歩に連れていく事で様々な環境に対する免疫もつくので適度なお散歩がオススメです。

お散歩に行ったことがないチワワは警戒心が特に強くなってしまう場合が多いです。

チワワとドッグスポーツ

超小型犬という事もあり、他の犬種の様にドッグスポーツは楽しめないと思われる方も多いと思いますが、チワワの様な超小型犬でも楽しめるドッグスポーツもあるのです。

小さい体の為激しい運動が心配という飼い主様には「ドッグダンス」がオススメ!

ドッグダンスとは飼い主と犬が曲に合わせて一緒に踊るもので、小型犬から大型犬まで幅広く楽しむ事が出来るドッグスポーツです。

他のチワワと差をつけたいという方は是非ドッグダンスにチャレンジしてみてください。

チワワのお手入れ

チワワのシャンプー

チワワは小さいので、自宅でシャンプーする事が出来ます。

シャンプーの目安は2~3週間に1度位が理想です。洗いすぎる事で皮膚を傷める場合もあるので洗いすぎには注意しましょう。

チワワのブラッシング

個体差はありますが、チワワは他の犬種に比べて毛量が少ない犬種のため、くしの通りもいいのでブラッシングは簡単です。

但し、被毛の種類によってとかし方も変わってきます。

ロングコートの場合はスリッカーブラシで抜け毛の除去をし、ピンブラシで毛並みに逆らうようにブラッシングする事でフワフワとした仕上がりになります。

スムースコートの場合はラバーブラシで全体をブラッシングした後に獣毛ブラシで仕上げるとツヤが出るのでオススメです。

チワワのトリミング

チワワはトリミングが必要な犬種ではありませんが、足裏の毛は伸びてしまう事で肉球が毛で覆われてしまい、滑ってケガをしてしまう恐れがあるので犬用のバリカンでカットしてあげましょう。

自宅でのお手入れが難しい場合は無理をせずにトリミングサロンなどにお願いしましょう。

チワワの爪切り

床に爪が当たるような足音がしたら、爪が伸びすぎているサインです。ケガの原因にもなってしまうので定期的に爪を切りましょう。

小さい犬種の為、爪も小さいので無理をせずにトリミングサロンなどでカットしてもらう事をオススメします。

チワワに多い病気やケガ

水頭症

水頭症(すいとうしょう)は、チワワの場合奇形による先天性のものが多く、脳脊髄液が頭蓋空内に大量に増えてしまい、脳の一部を圧迫する事で発症します。

先天性の場合、頭のてっぺんのくぼみ部分の骨が薄く、触ると穴が開いているように感じます。

水頭症の症状には、麻痺、運動障害、食欲の異常、痴呆、視力低下、知覚障害があります。

尿路結石症

尿路結石症(にょうろけっせきしょう)は膀胱、尿道、腎臓など、尿路と呼ばれる部分に結石が出来て排泄時に痛みを感じたり、尿が出にくくなる病気です。

チワワは尿石ができやすい傾向があるので、普段から十分な水分補給をするように気をつけましょう。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は後ろ足の膝のお皿の骨が脱臼してしまう病気で、小型犬がなりやすい病気の一つです。

後ろ足を引きずっていたり、足を触られるのを嫌がったりした場合は要注意なので、すぐに病院に行きましょう。

薬やサプリメントで症状を軽減させる方法か、手術をして治す方法がありますが、手術が必要かどうかは症状にもよりますので獣医師とよく相談しましょう。

足に負担をかけない事が一番の予防になりますので、床が滑らない様にカーペットなどを敷いてあげましょう。高い所からのジャンプは絶対にダメです。同時に体重管理にも十分注意してあげてください。

まとめ

小型犬の中でも特に小さい犬種のチワワですが、気が強く警戒心も強い為しつけも一筋縄ではいかない場合も多々あります。

小さいからといって甘やかしてしまう事が問題犬にしてしまう大きな原因の一つですので、子犬の頃からしっかりとしたしつけを行いましょう。

また小さいがゆえにケガや病気に弱い所もあるので飼い主のしっかりとした健康管理が必要になります。

飼い主にとても忠実な犬種なのでしっかりとしつけを行い、飼育する事でとても素晴らしいパートナーになる事間違いなしです。

(コラム:現役ドックトレーナー ヤマさん)

スポンサーリンク