ビーグルはスヌーピーのモデルで有名!根強い人気を誇るビーグルの飼い方


老若男女を問わず、誰もが知っている大人気キャラクター「スヌーピー」のモデル犬種でお馴染みのビーグル、日本でも根強い人気を誇る犬種の一つです。

そんな有名犬種のビーグルですが、まだまだ知らない事も沢山ある方がいるかもしれません。

今回はビーグルに興味はあるけど、実際にどんな犬なのか詳しくわからない方の為にビーグルの隅々まで徹底的に解説いたします。

これからビーグルを飼育する事を検討されている方はもちろんですが、すでに飼育されている飼い主様も是非ご覧ください。

ビーグルってどんな犬種?

ビーグルの歴史

ビーグルと言ったら一番有名なのが、世界的に有名なキャラクター「スヌーピー」です。

スヌーピーは言わずと知れた、のほほんとしたキャラクターですが実はビーグルはハウンドドッグと呼ばれる猟犬であり、たくましい犬種なのです。

ビーグルはハウンドドッグの中で最も小さな犬種で14世紀~15世紀頃からウサギ狩りに使われてきました。
ビーグルは11世紀頃から使われてきた、イングリッシュ・フォックスハウンドの血を引いていると考えられており、容姿と毛色だけを見ればお互いよく似ています。

ビーグルという名前は16世紀頃についたとされていて、その由来は諸説ありフランス語やケルト語で「小さい」という意味やフランス語で「大声を出す」という意味もあるとされております。

ビーグルの体型

スヌーピーでもお馴染みのビーグルの最大の特徴と言ったら、トレードマークでもある、あの大きな垂れ耳です。

日本での理想体高は33㎝~40㎝とされておりますが、アメリカでは大小2段階のサイズが犬種標準で認められています。
日本、アメリカ問わず骨太でしっかりとした体躯をしている中型犬になります。

ビーグルの毛並み

ビーグルは短毛の犬種ですが、アンダーコートとオーバーコートの2層からなるダブルコートと呼ばれる被毛の種類の為、抜け毛は多い犬種になります。

ビーグルの毛色は大きく分けて3種類あり、黒・茶・白の3色で構成された最もポピュラーな「トライカラー」、赤みがかった茶色と白の2色で構成される「レッド&ホワイト」、レッド&ホワイトの茶色部分がさらに明るく発色している「レモンカラー」があります。

他の犬種に比べ、カラーバリエーションは少なめですが模様の大きさや位置が個体によって違います。
その為に全く同じ模様が存在しない所も、この犬種の個性です。

ビーグルの性格

ビーグルは集団で生活してきた犬種という事もあり、協調性が高く攻撃性も少ない為すぐに仲良くなることができるでしょう。

また、とても愛情深く穏やかで素直な性格の持ち主なのでコンパニオンドッグとしても人気があります。
お子様がいるご家庭や多頭飼いのお家にも迎え入れやすい犬種と言えるでしょう。

ビーグルは時に大胆で用心深く、猟犬という事もありとても利口な犬種です。
時にはやんちゃで遊び好きな一面があり、寂しがりでもありますのでひとりぼっちでの長時間のお留守番にはあまり向かないかもしれません。

ビーグルを家族に迎え入れよう

ビーグルの飼育は室内で

これからビーグルを迎え入れる事を検討されている方が気になる事の一つだと思いますが、ビーグルを飼育する際は極力室内での飼育にしましょう。

屋外での飼育は清潔を保つことが難しい事もありますが、天候の影響を直に受けてしまうので犬の事を考えるとオススメできません。

特に近年は夏場の気温が異常なほど上がりますので、最悪の場合は熱中症などになってしまう事もあります。
大切な家族ですから是非室内で飼育しましょう。

ケージとクレートは必ず用意しましょう

ここからは室内での飼育を前提にお話ししていきます。

ビーグルは元々、集団行動をする犬種ですのでお留守番などを非常に寂しがってしまう傾向があります。
その為、子犬の頃から一人の時間を作り慣れさせていく事が必要になり、ケージやクレートは一人の時間を作る時には欠かせないものになります。

ケージとはトイレや寝床、水飲み場などを設置できる広さの囲いで、主に生活スペースとして販売されている物になります。

クレートとは動物病院に行く際や、お出かけの際に一時的に入れておく持ち運びが可能な簡易の入れ物になります。
どちらも必ず必要になる物ですので初めに用意するようにしましょう。

フードの選び方

フードの選び方ですが、お家に迎え入れたばかりの子犬の時はペットショップやブリーダーなどで与えていた物と同じものを与えるようにしましょう。

急に変わってしまう事でお腹を壊してしまう事もありますので注意しましょう。

フードを切り替える時は沢山の種類があり迷ってしまうと思いますが、一番オススメなのは「無添加」「グレインフリー」のフードです。

「無添加」は説明するまでもないと思いますが、「グレインフリー」とは小麦などの穀物を一切使用していない物になります。
→グレインフリー・無添加のドッグフートならモグワン

もちろんそれ以外のフードでも体調に問題が無ければ全く問題はないです。

また、近年では人間と同じように食物アレルギーがある個体もいますのでその場合は獣医師に相談し、療養食などに切り替える必要があります。

オヤツは与えない方がいいの?

犬のオヤツについては賛否両論ありますが、上手に与える事によって「しつけ」に大いに役立つこともあります。

犬のオヤツも近年、様々な種類がありますがアレルギーなどの疾患がなければ基本的には何を与えても大丈夫です。

しかし、与える際にはあげすぎ防止の為にも出来るだけ細かくちぎれるものなどを選ぶ事がオススメです。
ビーグルに関しては特に太りやすいという性質がある為、特にオヤツの与えすぎによる肥満には注意したいところです。

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ビーグルを上手にしつけるには

しつけの中で最も重要な「社会化トレーニング」

近年「社会化トレーニング」という言葉をよく耳にするという方も多いのではないでしょうか?

「社会化トレーニング」とは犬が人間社会で共存する為に絶対に必要なトレーニングで、多くのしつけの中でも最も重要とも言えるものでもあります。

具体的には、日常の様々な生活環境音などに慣れさせたり家族以外の人間や他の犬などに慣れさせる事になります。
この「社会化トレーニング」が子犬の頃にしっかりと出来ていない事により後々、臆病や攻撃性があるなどの一般的に問題犬と呼ばれるような犬になってしまう可能性が非常に高くなります。

「社会化トレーニング」は犬の一生を左右する大事なトレーニングになりますので、ビーグルを家族に迎え入れた際には飼い主の義務として必ず行いましょう。

しつけ教室などで定期的に開催される「パピーパーティー」に参加される事をオススメします。

室内飼育の基本!トイレトレーニング

ビーグルを室内で飼育する場合、トイレトレーニングがしっかりと出来ていないと飼い主様の負担は一気に増えるでしょう。

トイレトレーニングとは根気が重要になるしつけの一つですが、根気よく続ければ必ず成功するしつけでもあります。
失敗しないトイレトレーニングに必要な物は「ケージ」になります。

トイレを確実に覚える前に「ケージ」のないフリーな状態で生活させてしまうとトイレトレーニングは非常に困難になりますので、必ず用意してください。

また「ケージ」内には出来れば犬用ベッドや毛布などの物は入れておかない方が良いでしょう。
犬は足裏の感覚でも排泄場所を決めるので、フカフカした場所などにはどうしても排泄したくなってしまう事が多いのです。

そうなってしまうとトイレに対しての動機が弱まってしまうので最初から置いておかない方が無難でしょう。

あとは偶然トイレ上に排泄した時にオヤツをあげながら「トイレ、よし」などの掛け声をかけてあげましょう。
そうする事で「トイレ」という言葉も同時に覚えていきますのでオススメです。

無駄吠えは子犬の頃からのしつけが大事!

犬の飼い主様に多いお悩みの一つに無駄吠えがありますが、ビーグルの無駄吠えは他の犬種に比べ悩まれる方が一段と多いです。

その理由として、吠え声の大きさにあります。
ビーグルは吠え声が他の犬種に比べとても大きい事でも有名なので、子犬の頃から徹底してしつけていきましょう。

一般的に無駄吠えと呼ばれるものの中には大きく分けて「要求吠え」と「警戒吠え」があります。

今回は多くの方が悩まれる「要求吠え」の改善方法ですが、簡単に言うと要求を飲まなければいいだけなのです。
「要求吠え」は要求が通る期待があるからこそ悪化してしまうもので、子犬の頃から要求が一度も通っていなければ必然的に悪化はしない物なのです。

要求を飲まないには「無視」が一番大事なのですが、ここで一番大事なのが一度無視をすると決めたら絶対に無視し続ける事です。

中途半端に叱ったりしてしまう事は構ってくれたと勘違いさせてしまう事が多い為、全く相手にしないようにしましょう。

あまりにも長い時間吠え続けるようであれば「クレート」に閉じ込め、目隠しをするなどして落ち着ける環境を作る事も一つの方法です。

ビーグルは運動量が非常に多い!

ビーグルの散歩

ビーグルは中型犬の中でも運動量が極めて多い犬種になりますので、毎日のお散歩も欠かす事が出来ません。
お散歩時間の目安としては、朝晩1回ずつで1度に30分以上が理想でしょう。

また、普通の散歩だけでは中々発散する事が難しい場合はドッグランなどの施設で遊ばせてあげる事もオススメです。

運動不足によるストレスが蓄積される事で問題行動を引き起こしてしまう場合もありますので日頃からしっかりと運動させてあげましょう。

ビーグルはドッグスポーツも楽しむ事ができます

ビーグルはとても賢く運動能力も優れている為、様々なドッグスポーツを楽しむ事もできる犬種です。

代表的な物ですと「アジリティー」「フライボール」「ディスクドッグ」などがあります。

簡単に説明しますと「アジリティー」というのは障害物競走「フライボール」はボックスから飛び出るボールをくわえて戻るリレー形式のゲーム「ディスクドッグ」とは皆さんご存知のフリスビーをなげてキャッチさせる競技です。

どの競技も飼い主様との絆も深まる競技ですので是非チャレンジしてみましょう。

ビーグルのお手入れ方法

シャンプーは定期的に行いましょう

シャンプーは清潔を保つだけではなく、皮膚の健康維持にもつながる事ですので必ず定期的に行いましょう。2週間~3週間に1度位を目安にシャンプーする事をオススメします。

また、ワクチン接種後や投薬後はシャンプーを控えた方がいい場合がありますのでその際は獣医師に相談の上判断しましょう。

ビーグルのブラッシング

ビーグルは短毛ですがダブルコートと呼ばれる被毛の種類の為、抜け毛は多い犬種になりますので毎日のブラッシングは欠かす事が出来ません。

ビーグルにオススメのブラシは「ラバーブラシ」というゴム製のブラシで、全身をマッサージするように行ってあげましょう。

毎日のブラッシングを行う事で皮膚の健康維持にもつながります。

ビーグルが気をつけたい病気やケガについて

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される事で起こる病気で、脱毛や皮膚の色素沈着など皮膚病の症状に似ているが、かゆみが無く胴体を中心に左右対称に脱毛するのが特徴の病気です。

脱毛した皮膚の乾燥、水の多飲、多尿、過食などの症状が見られることもあります。
ビーグルの場合多くの高齢犬が発症します。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、背骨と背骨の間でクッションの働きをしている椎間板が損傷し変形する事で、脊髄や神経を圧迫してしまう病気です。

椎間板ヘルニアは軽度であれば一定期間安静にする事で改善される場合もありますが、再発を繰り返す場合や安静にするだけでは改善しなかった場合などには手術が必要になります。

肥満などが引き金になる場合もあります。
ビーグルは肥満になりやすい犬種でもありますので、体重管理には日頃から十分に注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
世界的に有名なキャラクター「スヌーピー」のモデルにもなったビーグルですが、実は猟犬として活躍する非常に頼もしい犬種なのです。

この犬種は猟犬としてだけではなく、その性格からコンパニオンドッグとしても優ているのでお子様がいるご家庭や多頭飼いのご家庭でも家族として迎え入れる事が出来る犬種です。

しかし、犬種の特性上吠え声が非常に大きいので住宅環境によっては飼育する事が難しい場合もありますので頭に入れておきましょう。

もちろんしっかりとしつけを行えば解決できる事ですので、ビーグルに興味のある方は是非家族に迎え入れてみませんか?

(コラム:現役ドックトレーナー ヤマさん)

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