ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは胴長短足の容姿がたまらない!飼い方やしつけ方


胴長短足の独特の容姿が特徴的なウェルシュ・コーギー・ペンブロークは日本で大変人気な犬種です。

他の犬にはないキュートな見た目には誰もが一度は魅了された事があるのではないでしょうか?

今回はそんな人気犬種の歴史や飼育する上でのポイントからしつけのコツまで、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークをすでに飼育している飼い主様はもちろんこれから迎え入れる事を検討している方にも参考になる情報が沢山ありますので是非ご参考にしてください。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの特徴

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの歴史

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはイギリスのウェールズが原産の犬種で、南ウェールズの農家には必要不可欠な牧畜犬でした。

あの愛くるしい容姿からは想像できませんが、牧畜犬としての仕事の際は牛を誘導するために、牛の蹴りを避けながら脚に噛みついたりして牛を管理していたのです。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはかなり古い時代からいたと言われていますが、その起源を立証する事はとても難しく、唯一の証拠は11世紀の書籍にウェールズの牧畜犬が描写されている事です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの体の特徴

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークといえば胴長短足が最大の特徴ですが、その骨格はしっかりしていて筋肉質なのも特徴です。

もう一つ尻尾がないという事も大きな特徴ですが、そもそもウェルシュ・コーギー・ペンブロークには長くてフサフサした尻尾があるのです。

生後数週間で切断(断尾 だんび)される事が一般的なため多くの方は元々尻尾がないと誤解してしまっている場合があります。

従来は生後数週間であればほぼ無痛で断尾できると考えられていましたが、近年では無痛とは言い切れない事もあり動物愛護の観点から断尾が見直される傾向があり、いくつかの国では断尾を禁止する法律も施行されていますが、日本では現在も多くは断尾された状態で売られています。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの被毛

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは上毛と下毛からなるダブルコートという被毛を持つため抜け毛の多い犬種です。
コーギーの被毛は通常は中くらいの長さですが、稀に長毛の個体が生まれる事があります。

そのような長毛のコーギーはフラッフィーと呼ばれています。
一般的なコーギーにはない独特な容姿からフラッフィーが欲しいという方もいるのですが、コーギーがフラッフィーになるには劣性遺伝が必要になります。

劣性遺伝は先天的な病気を発症する原因になる事が多いのでフラッフィーのコーギーは繁殖から外さなければならない為、一般家庭にお譲りする際は去勢、避妊手術を約束の上になるのが一般的です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは本来牧畜犬であったことから、あの可愛らしい容姿からは想像できない程非常に活発で運動量のある犬種です。

また頭が非常によく、自立心や自己判断能力にとても優れている犬種でもありますので子犬の頃からのしつけをしっかりと行わないといけない犬種です。

頭が良く、好奇心も旺盛な為にときにはイタズラをしてしまう犬種でもありますので自宅を留守にする際などはケージに入れたり、イタズラされそうな物は絶対に届かない所に置くなどの対策が不可欠です。

また食べ物に強い執着があるので肥満には要注意です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークを飼育する前に

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは室内で飼育しましょう

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは抜け毛が多いという事もあり、屋外での飼育を検討されている方も少なくはないと思いますが、屋外での飼育にはむかない犬種です。

イギリスのウェールズという寒い地方が原産の犬種の為、寒さには強いですが高温多湿の日本の夏には比較的弱いので、室内での飼育をオススメいたします。

また脚が短い事もあり夏場の地面からの照り返しにも注意が必要な為、その点からもやはり室内での飼育にしてあげましょう。

ケージは必ず用意しましょう

室内飼育の場合絶対に必要になるのが「ケージ」になります。
ケージはトイレのしつけにはもちろんですが、様々な問題行動を引き起こさない為にも必ず必要になる物です。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは好奇心旺盛な上にとても頭が良い為にイタズラなどもすぐに覚えてしまいます。
イタズラは一度成功させてしまう事でどんどん癖になってしまいますので未然に防ぐ為にケージが必要になります。

また、ケージ以外にも「クレート」も用意する事をオススメします。
クレートは動物病院に連れていくなどの外出時に入れる物になりますのでケージと一緒に

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの食事の注意点

この犬種は食べ物に対する執着が非常に強い犬種の為、食べすぎなどによる肥満には要注意です。

与えるフードの量は飼い主様が気を付ける必要があります。
フードの種類によっても与える量が変わってきますので注意しましょう。
→アレルギーに配慮した穀物不使用・無添加のドッグフートならモグワン

また、肥満防止のフードなどもありますのでその様なフードで体重管理をされる事をオススメします。

オヤツは適量ならOK

オヤツに関しては必ずしも与えなければならないものではないので与えるか与えないかは飼い主様の判断になりますが、与え方によってはしつけにもとても有効になりますので適量であれば与えても問題ありません。

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ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのしつけのポイント

子犬の頃からのしっかりとしたしつけが必要です

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはとても賢い犬種な為「しつけもしやすく飼育がしやすい」と思われる方も少なくないですが、実は初心者には少し難しい犬種でもあります。

しっかりとしつけを行えばもちろん初心者の方でも飼育する事は可能ですが、この犬種は非常に賢い為「飼い主が従うに足る人間か見ている」とも言われるほどです。

その為に子犬の頃からしっかりとしつけを行い、リーダーシップをとる必要があるのです。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの吠え癖

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはあの可愛らしい見た目に反して太い声で吠えるので吠え癖がついてしまい困っている飼い主様も多いです。

一度吠え癖がついてしまうとご自宅で直す事は中々難しいのでドッグトレーナーなどのプロに相談する事をオススメしますが、今回はご自宅でも出来る対処方法を紹介します。

移動時に犬を入れておく「クレート」がある場合ですが、吠えたらすぐにクレートに入れてしまいましょう。
クレートに入れる事で犬の動きを最小限にする為、興奮も収まりやすくなります。

これが吠えてもフリーのままであったり、ケージに入れた場合ですとクレートに比べ動き回れる為に中々興奮も収まりにくくなってしまいます。

もちろん全ての吠えがこれで収まるわけではありませんが、まだ試したことのない方は是非一度試してみてください。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの噛み癖

牧畜犬として牛を追い回し、脚に噛みついてコントロールしていた頃の名残とも言われるのですが興奮したりすると飼い主様の脚に噛みついてしまうというお悩みも多いです。

多くの飼い主様は噛まれたときに「痛い」や「ダメ」などと言って犬を叱ると思いますが、その反応に余計に興奮してエスカレートしてしまう場合が多々あります。

また叱った後に同じ過ちを繰り返させてしまう事により噛みつきがイケナイ事だと学習しにくくなってしまうので同じ過ちを繰り返させない事が重要になります。

その為にも「吠え癖」と同じくクレートを利用してみましょう。
噛みつきが発生した場合は出来るだけ低い声で一言叱り、その後落ち着くまでクレートに入れてしまいましょう。

もしこの方法で改善しない場合は早急にドッグトレーナーに相談しましょう。
時間がたてばたつほど解決は難しくなります。

社会化トレーニングについて

社会化トレーニングとは子犬の頃から様々な環境や刺激に対して順応性を身につけさせるためのトレーニングの事を言います。

この社会化トレーニングがしっかりと出来なかった犬は、成犬になった際の問題行動が発生する確率が非常に高くなります。

多くの犬は子犬の頃から様々な場所に連れ出したり、沢山の犬と触れ合わせることで社会性を身につける事が出来ますが、中々上手くいかない場合はしつけ教室などで定期的に開催されているパピーパーティーなどに参加してみましょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとうまく付き合おう

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの散歩

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはとても活発で運動量も必要とする犬種ですので定期的なお散歩やドッグランなどで運動させてあげましょう。

運動不足が続いてしまう事によりストレスが溜まってしまうと問題行動に繋がってしまう場合もありますので注意しましょう。

また、夏場の散歩や運動で気を付けて頂きたいのが、脚が非常に短い犬種の為地面からの照り返しに他の犬種より敏感になります。
その為に夏場は屋外での長時間の運動は避けるなどの対策が必要になります。

色々な芸を教えてみましょう

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークはとても頭の良い犬種なので、日常生活に必要な指示以外にも色々な芸などを教える事をオススメします。

「お手」や「おかわり」も立派な芸ですがもうワンステップ上の芸を教えてみましょう。

近年、日本でもドッグダンスというドッグスポーツが注目されだしていますのでドッグダンスにチャレンジしてみる事もオススメです。

ドッグダンスとは飼い主様と犬が曲に合わせて一緒に踊るイギリスが発祥とされるドッグスポーツです。
愛犬との絆も深まる他にはないドッグスポーツですので是非チャレンジしてみてください。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのお手入れ

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは抜け毛が多い

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは上毛と下毛からなるダブルコートと呼ばれる被毛のため抜け毛が多い犬種になります。

そのため毎日のブラッシングが欠かせない犬種になります。

ブラッシングを怠けてしまう事ですぐに毛玉が出来てしまい衛生的にも良くないのでこまめにブラッシングを行いましょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのトリミング

この犬種は基本的には毛足が長くはない犬種なので毛のカットは必ずしも必要というわけではありません。

ただ、トリミングサロンでは毛のカットだけではなく爪切りや肛門腺絞りなどのお手入れも行ってくれるので定期的に通う事をオススメします。

爪切りや肛門腺絞りはご自宅で行う事も不可能ではありませんが簡単な事ではないのでプロに頼んだ方が安心です。
また定期的に通う事で体の異変などに気づきやすいという事もありますので可能であれば定期的に通いましょう。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークが気をつけたい病気やケガ

進行性網膜萎縮

網膜にある光を感じる細胞が徐々に変性し、少しずつ網膜が萎縮していく病気で、先天性のものなので予防法はありません。

初期症状として夜盲症といい夜になると目が見えにくくなる症状が出ます。
夜のお散歩をしたがらない場合は進行性網膜萎縮を疑いましょう。

残念ながら進行を止める事ができず、現在の所治療方法もありません。

椎間板ヘルニア

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの様な胴長短足の犬種に最も多いのがこの病気と言われています。

椎間板ヘルニアとは、背骨と背骨の間でクッションの働きをしている椎間板が損傷し変形する事で、脊髄や神経を圧迫してしまう病気です。

椎間板ヘルニアは軽度であれば一定期間安静にする事で改善される場合もありますが、再発を繰り返す場合や安静にするだけでは改善しなかった場合などには手術が必要になります。

肥満などが引き金になる場合もありますので体重管理には日頃から十分に注意しましょう。
→手術後回復、体の負担を気にするシニア期の犬へのサプリメント・内側美犬
→手術後回復、体の負担を気にするシニア期の犬へのサプリメント・内側美犬

まとめ

独特の体型でとても愛嬌のあるウェルシュ・コーギー・ペンブロークですが、その犬種傾向から初心者の方には難しい犬種とされています。

しかし子犬の頃からしっかりとしつけを行う事が出来ればとても賢い犬種なので飼い主様と一緒に充実した生活をおくる事が出来る事間違いなしです。

また、肥満には十分に注意が必要な犬種ですので食事の管理、運動の管理は飼い主様がしっかりと責任をもって行う必要があります。

愛犬と絆を深めながらドッグダンスで運動不足解消ができればもう完璧なパートナーです!

(コラム:現役ドックトレーナー ヤマさん)

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