トイ・プードルはペット犬一番人気!賢いからこそ、初めのしつけが重要


ワンちゃんを飼った事が一度もない人でも知らない人がいない程の知名度の高さを誇るトイ・プードル。愛らしい見た目はもちろんですが、賢い事も人気の理由の一つです。

そんな人気犬トイ・プードルの性格や特徴はもちろん、お手入れの方法からトイ・プードルのしつけ方まで幅広く様々な情報をお伝えします。

「あなたはトイ・プードルの事をどれくらい知っていますか?」

これからトイ・プードルと一緒に生活したいとお考えの方も、すでに飼われている方もこれをきっかけにトイ・プードルの事をもっとよく理解してあげましょう。

小型犬の中で一番賢いトイ・プードル

トイ・プードル
トイ・プードルの起源や性格、特徴についてです。

トイ・プードルの起源

紀元前30年頃のローマ皇帝の記念碑にプードルの彫刻が残されている事から、プードルの歴史はとても古いという事が分かります。

そもそもトイ・プードルの起源であるプードルはドイツ生まれという説が現在では有力で、プードルという語源はドイツ語の「プーデル(水を跳ねる)」からきていると言われています。

プードルは元々、水猟犬という水辺を得意とする猟犬でしたが16世紀に入ると、あの気品ある容姿からフランスの貴婦人の中で大流行しました。それに伴い愛玩性が追及され小型化が進み、トイ・プードルよりも一回り大きいミニチュア・プードルが誕生しました。

18世紀に入り、さらなる小型化が進んだことで現在のトイ・プードルが誕生したのです。

トイ・プードルの体型

JKCにおける区分では体高約28cm以下、体重3kg~4kgとされています。もちろんこれに限らず様々なサイズの子がいますので、「うちの子はトイ・プードルじゃないのかしら」と悲観しないでください。

最近ではタイニー・プードルやティーカップ・プードルといったトイ・プードルよりもさらに小型化したものが人気となっています。両者は公式では認められていないサイズなので、血統書的にはトイ・プードルとなります。

具体的にはタイニー・プードルがトイ・プードルより一回り小さいもの、ティーカップ・プードルはタイニー・プードルよりもさらに小さいものという位置づけになっています。

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トイ・プードルの毛並み

トイ・プードルには様々なカラーがありますが、全身が一色で統一されているのが理想とされています。

JKCの公認カラーでは基本的にはブラック・ホワイト・ブラウンの3色からなり、その他、レッド・アプリコット・シルバー・シルバーベージュ・シャンパン・カフェオレ・クリーム・ブルー・グレー・シルバーグレーと全部で14色もあります。

その他にも「ファウルカラー」と呼ばれる、胸やあご、足先によく出るホワイト系のワンポイントが入った子や、アメリカやヨーロッパでは人気の2色以上が入った「パーティーカラー」の子もいます。

トイ・プードルの性格

まず、この犬種は性格的にも非常に穏やかでとってもフレンドリーな性格です。その為、土のご家庭でも飼いやすい犬種だと思います。

また、かしこい事でもとても有名でしつけもしやすいという観点からもこの犬種を選ばれる方も多いです。どれ位頭がいいかと言いますと、なんと全犬種の中で2番目に頭がいいとされているのです。小型犬の中ではもちろん1位です。

トイ・プードルの飼育方法

トイ・プードルを飼う時の注意点や環境についてです。

トイ・プードルは室内で飼いましょう

近年では室内でワンちゃんを飼う方が多くなってきましたが、これからトイ・プードルを飼おうと考えている人の中には「室外でも飼えるのか?」と疑問に思っている方もいると思いますが、答えは「NO」です。

トイ・プードルは元々室内で飼育する事を前提に小型化された犬種なので、外の環境に耐えられる体ではありません。

また、寒さにも弱い犬種の為に風邪などの病気に繋がる可能性もあがってしまいます。トイ・プードルを飼育する際は必ず室内で飼育する環境を整えましょう。
関連記事:犬を飼うのは内か外か?それぞれの飼い方のメリットとデメリット

飼育するにあたり用意する物

まずは、犬用のケージを用意しましょう。あまり大きすぎない物の方がいいので、ペットショップの店員さんと相談しながら犬の大きさに合わせたものを用意しましょう。

次にトイレトレーです。トイレトレーにも様々な種類がありますが、トイレシーツのいたずら防止のためのメッシュが付属している物をオススメします。男の子で足をあげる子の場合、壁と一体の物もありますので参考にしてください。

オモチャも用意してあげるとしつけにも役立ちます。音が鳴るものやロープなど色々な物を試しお気に入りを作りましょう。

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トイ・プードルのご飯

フードは年齢によって大きく変わりますが基本的にはドライフードを与えましょう。

近年ドライフードにも様々な種類がありますが、オススメは人口添加物が入っていない物です。トイ・プードルは比較的体が小さいので、少しでも悪いものが入っているだけで体調を壊してしまう場合もあります。

また、最近の犬はアレルギーがある場合も多いので、便の状態や体調が優れない場合はすぐに獣医師に相談し、フードを変更しましょう。病気の犬には、療法食などもありますのでそれぞれの犬に合ったフードを与えてください。

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関連記事:犬のご飯の選び方 ~手作りの食餌とドッグフードのメリットとデメリット~

オヤツについて

第一にアレルギーが疑われる場合は、必ず獣医師に相談してください。

時々オヤツを与える事はあまり良くない事と思っている飼い主様がいますがオヤツはご褒美として非常に分かりやすい物なので、食べても問題のない子はご褒美として適量与えてもOKです。ただし体の小さな犬種ですので与えすぎには注意してください。

与える際に小さくちぎれるタイプのものがオススメです。
関連記事:犬のおやつ ~犬におやつを与える目的と与える時のポイント~

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トイ・プードルのしつけは、まずは慣れることから

トイ・プードルのしつけについてお話していきましょう。

トイ・プードルの慣れ方

小型犬という事もありお家の中でケージなどに入れずにフリーの状態で飼育したいと思うと思いますが、しつけの事を考えまずはケージを設置しましょう。

ペットショップやブリーダーから子犬を迎えたばかりの時は可愛さのあまりに沢山触りたくなってしまうと思いますが、まずは設置したケージの中からあまり出さずにお家の環境に慣れさせてあげてください。

環境が変わり緊張している時にいきなり賑やかにしてしまう事でトラウマを形成してしまう事もありますのでまずはゆっくりお家の環境に慣れさせる事が大事です。

トイ・プードルのトイレ

「トイレ」のしつけについてです。まず覚えておいてほしいのが、「成功は褒め、失敗は叱らない」事です。皆さんケージの設置と同時に、トイレもケージ内に設置したと思いますが、せっかく設置しても中々そこでしてくれないという事があると思います。それもそのはずで、トイレを設置しただけでは子犬にはそれが何かは分かっていません。

よく聞くお悩みに「ケージ内のトイレじゃない方に毎回してしまう」というのがあります。その場合はまず一度ケージ内の環境を見直す必要があるかもしれません。というのもトイレじゃない方にベッドや毛布などを置いている事でそっちをトイレと認識してしまっている場合があるのです。犬は染み込む所にオシッコをする習性があるのでまずはトイレ以外の物は置かない様にしましょう。

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お家の環境にも慣れてくるとケージから出して遊ぶ時間も増えてくると思います。そして、遊んでいる最中に「粗相」をしてしまうというのはよくある話です。

粗相を防ぐため、あまり長い時間は出しっぱなしにしないようにし、適度に遊んだあとは必ずケージに戻しましょう。できるだけ粗相をしない様に促してあげるのが飼い主様の役目です。

上記を意識するだけでトイレの成功率は上がってきます。
関連記事:犬のトイレのしつけ方法とコツ ~失敗を叱らずに褒めて教えましょう~

トイ・プードルの無駄吠え

それにワンちゃんを飼われている飼い主様に多いお悩みである「無駄吠え」ですが、他の犬種に比べ無駄吠えも少ないとされています。これに関してはもちろんしっかりとしつける事がもちろん大前提ですが、吠えやすい犬種よりも飼育しやすい事は間違いないでしょう。

吠えに関しては様々な吠えがあり、代表的な物として「要求吠え」「警戒吠え」がありますが、その中でもトイ・プードルに多い「要求吠え」のしつけ方です。

要求吠えにも食べ物をほしがっている場合や、ケージから出してほしい場合などがあります。

まず、要求吠えは飼い主様の甘やかしによって発生している事がほとんどです。多くの要求吠えは最初に吠えた時に犬が得をする事が起こった事で学習しています。

モコモコの可愛い子犬に要求されたら断れませんよね?しかし今後より良い関係を築くには子犬の頃からしっかりと徹底する事が必要です。

トイ・プードルの噛み癖

最後に「噛み」ですが、噛みの中にも「甘噛み」「本気噛み」があります。トイ・プードルの場合ですと甘噛みが多いですが、甘噛みもエスカレートすると痛いことがあるのでしっかりと学習させることが必要です。

これに関しては噛んだ時にしっかりと叱り、噛んではいけないと伝えると同時に、間違いを繰り返さない様にケージなどに閉じ込めてしまいましょう。

叱った後に同じ間違いを繰り返させてしまっては全く意味がなくなってしまうので、噛めない環境作りが第一です。

トイ・プードルの唸り

明るくてフレンドリーな性格が特徴のトイ・プードルなので多くはないお悩みですが、中には神経質な子もいて唸りが出てしまう場合があります。

その場合はまず、どんな時に唸っているのかを観察してみてください。飼い主に唸っているのか、他の犬に唸っているのかでも対応は変わってきます。

前述したように神経質な子の場合ですと厳しく叱りすぎてしまったが為に変なトラウマが出来てしまい、飼い主様との関係性が悪くなってしまう場合があります。

唸りが出た場合はドッグトレーナーなどのしつけの専門家に相談してください。

他の犬との付き合い方

トイ・プードルは比較的、社交的な子が多い犬種ですが中には他の犬が苦手な子もいます。子犬の頃から飼育する場合は沢山の犬と触れ合わせたりする事で社会性が身に付き他の犬と仲良くできるようになる場合がほとんどです。

犬が苦手な子の場合は、無理に慣れさせようとせずにゆっくりと時間をかけて慣れさせてあげましょう。

神経質な子も多い犬種ですのでトラウマを作らない様に気をつけてください。

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トイ・プードルはドッグダンスが得意!?

トイ・プードルの散歩や芸の教え方、遊び方などについてです。

トイ・プードルの散歩

小型犬ですので室内やお庭などでの運動だけでも十分なので、毎日欠かさずお散歩に連れて行かなくてはいけないという事はありません。

ただ、後に書いてある「しつけ」の観点からも可能な時は散歩に連れて行く事や、安全な場所で遊ばせる事は必要です。

トイ・プードルの芸の教え方

芸と言っても具体的に何を教えたら悩まれるかもしれませんが、「オスワリ」や「オテ・オカワリ」だって立派な芸なのです。

トイ・プードルはドッグダンスにも向いている犬種だと思います。ドッグダンスとは飼い主と犬が曲に合わせて様々な芸を披露しながら踊るというものです。芸は数えきれないほどありますが、その場でくるくる回るものや、飼い主様の足の間を縫うように歩く光景はテレビなどでもご覧になった事があるかもしれません。そんな芸がトイ・プードルにはむいています。

ドッグダンスを踊れるようになったら飼い主様と愛犬の絆は完璧です。

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トイ・プードルの遊び方

トイ・プードルは運動能力が非常に高い為、フリスビーやボール投げなどで遊んであげる事も良いでしょう。ただし、体が出来上がる生後6ヵ月位までは激しい運動は控えてください。

トイ・プードルの社会化トレーニング

ご自宅でも簡単にできる事として、ワクチン接種が終わる前から抱っこでのお散歩で外での様々な音を経験させ、慣れさせてあげる事をオススメします。

全てのワクチン接種が完了したら他の犬との触れ合いも徐々に経験させてほしいのですが、中には攻撃性のある犬などもいるので、触れ合わせる場合は必ず事前に相手の犬の飼い主様に相談しましょう。

上手くいかずに、トラウマを作ってしまう事もありますので難しいと感じた場合は無理をせずにしつけ教室などで開催されているパピーパーティーに参加してみましょう。

パピーパーティーとは同じくらいの月齢の子達と触れ合わせることで犬同士の触れ合い方を学習させることが目的の社会化トレーニングです。

近くで開催している所があれば参加することをオススメします。

抜け毛の少ないトイ・プードルは飼いやすい

トイ・プードルのシャンプー

シャンプーは2~3週間に1度位が理想です。ただし予防接種後や投薬後は控えた方がいい場合もありますので、その場合は獣医師と相談してください。

また、あまり頻繁なシャンプーは乾燥肌にもつながりますので様子を見ながら適度にいれましょう。

トイ・プードルのカットスタイル

カットの種類も豊富なので、カット次第では全く別の犬の様になります。

最近ではモコモコのテディベアカットが流行していますが、バリカンで刈りあげるスタイルもあります。

バリカンで刈りあげるカットの事をクリップといい、単に刈りあげるといっても様々なスタイルがあるのです。

代表的なものとして、「コンチネンタル・クリップ」「イングリッシュ・サドル・クリップ、」「サマー・マイアミ・クリップ」などがあります。

プードルというと誰もが思い浮かべるあの独特なカットです。そもそもなぜあのようなスタイルになったかというと、水猟犬として活躍していた頃にさかのぼります。

水猟犬として水の中を泳ぐ際に少しでも水の抵抗を減らす目的で毛を刈りあげ、胸部の毛が残っているのは冷たい水温から心臓を守るためだと言われています。

トイ・プードルのブラッシング・トリミング

トイ・プードルの特徴でもあるクリクリの巻き毛ですが、毛玉が出来てしまいやすいので入念なお手入れは必須ですので、毎日のブラッシングと1ヵ月に1度のトリミングには必ず連れて行ってあげてください。

トイ・プードルの抜け毛

室内で飼う事が主流のトイ・プードルですが、室内犬特有のお悩みの一つに「抜け毛」があります。抜け毛が多いワンちゃんはお手入れが大変なのはもちろんですが、お掃除も大変です。

しかし、トイ・プードルはシングルコートという毛の生え方の為、抜け毛がほとんどないうえに、においも少ないので抜け毛を気にされる方にオススメです。抜け毛が少ない犬ですので、アレルギーの人でも反応が出ないというケースも多いです。

トイ・プードルの耳掃除

また、トイ・プードルはたれ耳な為ムレやすいです。その為、細菌などが増えやすく炎症などを起こしてしまう事がありますので、週に一度くらいは耳掃除をしてあげましょう。

耳から変なにおいがするなど少しでも気になったことがある際には早めに動物病院に連れて行ってあげましょう。
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トイ・プードルがかかりやすい病気やケガ、予防法

流涙症

一般的に涙やけと言われるもので、目と鼻を繋いでいる管が細い場合や、管が詰まってしまう事により起こります。

治療法としては点眼薬の投与や、鼻涙管の洗浄をする事で改善されますが、日常の食生活を見直す事も大切です。脂っこいものは避けましょう。

外耳炎

耳の中で細菌が繁殖して炎症してしまう病気で、トイ・プードルの様に耳が垂れている犬種に多くみられます。特に夏場は耳の中が蒸れやすいので特に注意が必要です。

こまめに耳掃除をしてあげる事が予防になるので日頃から耳掃除をしてあげましょう。

また耳の中の毛を抜くことも蒸れを防ぎ、予防になるので病院やトリミングサロンで抜いてもらいましょう。

耳をかゆがる場合や、耳の中が臭い場合はすぐに獣医師に相談してください。

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膝蓋骨脱臼

後ろ足の膝のお皿の骨が脱臼してしまう病気で、小型犬がなりやすい病気の一つです。

後ろ足を引きずっていたり、足を触られるのを嫌がったりした場合は要注意なので、すぐに病院に行きましょう。

薬やサプリメントで症状を軽減させる方法か、手術をして治す方法がありますが、手術が必要かどうかは症状にもよりますので獣医師とよく相談しましょう。
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足に負担をかけない事が一番の予防になりますので、床が滑らない様にカーペットなどを敷いてあげましょう。高い所からのジャンプは絶対にダメです。同時に体重管理にも十分注意してあげてください。

まとめ

頭の良さは小型犬の中で一番と言われるトイ・プードル。

多くの飼い主様は頭がいいからしつけは苦労しないと思いがちなのですが、頭がいいからこそ間違ったことも学習しやすいので注意が必要です。頭が良い犬は飼い主様の立ち位置をすぐに追い越してしまい、しまいには飼い主様の方がしつけられてしまうなんて事になりかねません。

また、トイ・プードルには繊細な子も多く感じますので、その様な子は厳しく叱りすぎた事により萎縮してしまう場合もありますので注意してください。もちろん叱る事は必要で、あくまで叱り方を加減するという事です。

頭の良さを最大限に引き出してあげる事で最高の関係が築ける事間違いなしの犬種だと思います。

(コラム:現役ドックトレーナー ヤマさん)

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