犬の多頭飼育 ~先住犬との相性や性格、体格差、性別など多頭飼育のコツと注意点~

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犬を飼育すると、2頭3頭と飼育してみたいと思いますよね。でも、多頭飼育は楽しさも数倍ですが、苦しみや大変さも数倍になります。決して安直な気持ちでするべきでないのが多頭飼育といえます。

今回は、多頭飼育のメリットとデメリット、注意点やコツについて紹介したいと思います。

犬の多頭飼育のメリット

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多頭飼育のメリットとしては、犬の先祖である狼は群れで生活します。その名残で犬の集団生活に向いている動物といえます。なので、多頭飼育は犬の習性上は正しい事といえます

また、1頭だけで長時間留守番をする犬にとっては仲間が増えて寂しく思う事も少なくなり、分離不安が改善される可能性があります。更に、先住犬と飼い主や家族の様子からどうすればいいのかを学ぶのでしつけがやりやすくなる事もあります。

犬の多頭飼育のデメリット

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多頭飼育のデメリットとしては、先住犬にストレスがかかる事です。

それまで1頭だけだったのにいきなり他の犬がいるという事で少なからずストレスはかかります。また、相性が悪いと喧嘩をする事もあるでしょう。犬同士が本気で喧嘩をすると、人間の力だけで止める事は大変です。更に、喧嘩による怪我で治療費もかかります。

1頭から2頭に増えると、当然ですが、散歩などの世話も増えて、ワクチンなどの費用も増え、飼い主や家族にかかる負担は増えます。

犬の多頭飼育の注意点

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多頭飼育をする場合には、飼育スペースが十分にあるかどうかを確認しなければいけません。

どんなに相性が良くてもハウスやケージを分けたりする事が必要です。なので、家の中で十分な広さがあるかどうかは大切なポイントです。また、食餌や医療費などが飼育頭数分増えるので、その分のお金を捻出できるかも確認する必要があります。

多頭飼育をする際に注意しなければいけないのは犬の体の大きさです。

犬は犬種によって体格が違うので、先住犬が小型犬で、新しく家に迎える犬が中型犬の場合は喧嘩をした場合に先住犬の方が怪我をする可能性が高いので、多頭飼育をする場合は同じくらいの体型の犬を家に迎えるようにしましょう。

更に、新しく犬を迎える際には、先住犬を疾患にしないように感染症になっていないかどうかを確認するようにします。

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多頭飼育する際に問題になるのは、体格と同じく性別も問題となります。同性同士がいいのか、性別が違う方がいいのかがあります。

相性によっても変わってきますが、性別が違う場合には妊娠には注意する必要があるので、事前に避妊手術を受けるようにした方が無難です。
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犬の多頭飼育のコツ

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多頭飼育をする際には、いきなり一緒にするのではなく、まずは顔見せを行い、ストレスをかけないように少しずつ慣らしていきましょう。相性がいいのか、悪いのかを見極めて一緒にする時期を考慮します。

犬は群れで生活をしていた動物で、その群れの中で順位をつけていました。なので、順位がはっきりした方が犬はわかりやすいので、多頭飼育する場合には常に先住犬を優先するようにします。

また、先住犬の性格は非常に重要です。攻撃的な性格や甘えん坊な性格の犬は多頭飼育には向かないとされています。これらの性格を先住犬がしている場合には、細心の注意を払って新しく犬を家に迎えるようにしましょう。

特にテリア犬種は、気が強いタイプが多いので多頭飼育には向かないといわれています。更に、甘えん坊な性格の犬は、飼い主や家族の愛情を自分だけに向けたいと思うので、新しく来た犬を攻撃してしまう可能性があります。

新しく犬を迎える前に先住犬のしつけをしっかりさせておく必要があります。新しく来た犬が先住犬の様子を見て学習しますし、2頭以上の犬が自由にされたら飼い主や家族は非常に大変なので、先住犬がしっかりとしつけができてから、次の犬を迎えるようにしましょう。

関連記事:犬のしつけ ~愛犬をしつける必要性としつけるコツ~

まとめ

1. 多頭飼育のメリットは、大変な事も多いですが、多頭飼育でしか味わえない事が多くあります。

2. 多頭飼育のデメリットは、飼育頭数が増えた分だけ時間もお金もかかります。

3. 多頭飼育の注意点は、飼育スペースとお金を準備してから多頭飼育を考えるようにします。

4. 多頭飼育のコツは、先住犬にストレスがかからないように、食餌にしろ、散歩にしろどんなことでも先住犬が優先です。

多頭飼育は、犬を飼育する人であれば1度は考える事ですが、先住犬の性格を考えて、新しい犬を迎えるようにしないと大変な事になります。

また、新しい犬を迎えても経済的に大丈夫なのかも大切です。ただ、多頭飼育自体は犬にとっていい事なので、多頭飼育ができる人にはお勧めな飼育方法です。

(コラム:ペット専門家 クロさん)

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